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梅干しで温活のススメ|1日1杯の梅白湯でポカポカ冷え知らず!

季節の変わり目、特に9月〜11月は寒暖差が激しく体調に気をつけたい時期です。梅白湯は梅干し1粒で手軽にできて、体を温めてくれるので寒い季節にオススメです。本格的な寒さに備えて体を整えていきましょう!
温活(おんかつ)とは?
“温活”とは、健康維持のために体温を適正な温度まで上げる活動(身体を温める活動)のことをいいます。
平熱が下がってしまう原因には、筋肉量の減少、生活習慣、ストレスなどがあります。平熱が低いと冷え性になり、肥満やむくみ、生理不順、不妊、免疫力の低下、めまい、頭痛、あらゆる不調を招く元となってしまいます。
体温が1度下がると免疫力は37%も低下し、体温が1度上がると5〜6倍も免疫力が上がると言われています。理想の平熱は36.5度〜37度と考えられていて、体温を上げることで新陳代謝が活発になり、病気にかかるリスクを下げることができます。
普段から熱を測って平熱を把握することや、体を冷やさないようにすることが大切です。

温活におすすめの飲み物

温活におすすめの飲み物は、カフェインレスの発酵茶や、生姜湯、白湯などが代表的です。梅白湯は、味のない白湯を飲むのが苦手という方にもおすすめです。
他にも、胡椒、クミン、スパイスを白湯に入れたスパイス白湯もスープ感覚で飲めるのでオススメです。

梅白湯の6つの効果

一、美肌効果
梅干しに含まれるクエン酸が新陳代謝をよくし、体内の老廃物が排出されるので
肌の調子を整えます。梅干には梅リグナンと呼ばれるポリフェノールが含まれており、老化防止になります。

二、抜け毛・白髪予防効果
梅干しを食べたときに出る唾液には「パロチン」という若返りホルモンが含まれています。このパロチンは頭皮の代謝を高め、抜け毛を防止する効果があるとされています。
また、梅リグナンの抗酸化作用と白湯の血行促進作用により細胞の働きも活発化し、白髪の予防にも期待できます。

三、冷え症改善効果
梅干しを加熱することでできる「ムメフラーム」という成分には血流を促進する作用があるので、身体を温めるとされています。
冷えの原因は主に血行不良により、手足などの毛細血管に血液がうまく流れないことにありますが、白湯を飲むことで内臓温度が上昇し、身体全体が温まります。体温が上昇し血行が良くなると、末端にも血液がいきわたりやすくなるため、冷えの原因となる血行不良を改善できる効果があります。
四、ダイエット効果
梅干しを加熱すると「バニリン」という成分が20%もアップします。バニリンには脂肪燃焼を促進してくれる効果があり、梅干しのクエン酸と梅白湯自体の代謝アップ効果で、さらに脂肪燃焼が促進されます。
また、梅干しには「α-グルコシダーゼ」という血糖値の上昇を抑制してくれる成分が含まれています。血糖値が急激に上昇すると、インスリンが過剰に分泌され、糖質が脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。梅白湯を朝に飲むことにより、1日の血糖値の急上昇が抑制されるため太りにくくなります。

五、風邪予防効果
梅干しに含まれるカテキン酸には抗菌作用があり、体内に入った風邪ウイルスの増殖を防止してくれます。白湯で胃腸の働きが活発化して腸内環境が整うことにより免疫力が向上し、風邪をひきにくくなる効果が期待されています。
六、便秘解消
白湯により内臓の温度が上がることで胃腸の動きが活発化し、梅干しに含まれるクエン酸や乳酸菌、カテキン酸の整腸作用により便秘改善につながるとされています。

梅白湯の作り方

材料
梅干‥‥1粒
水‥‥150〜200cc

手順
1)お湯を沸かす
2)梅干しをトースターで黒っぽくなるまで加熱する
3)梅干しを耐熱コップに入れる
4)お湯を注いで完成

梅干しを潰しながらゆっくりと飲みましょう!手軽に作りたい時は、梅干を電子レンジで一分間温めてもOKです!トースターで加熱する際は、焦がさないように注意しましょう。

梅白湯のアレンジ方法

◎ハチミツをプラス!
ハチミツ梅干しを使うか、ハチミツを加えることで甘味が加わって飲みやすくなります。
◎レモンと生姜を入れて!
生姜との相乗効果で身体が温まります。
◎スパイス白湯に梅干しを入れてスープ風に!

飲むタイミングはいつがいい?
♢起床後の一杯に!
起床後に、体温より少し高めの白湯を飲むと、体温が上昇してスッキリと目覚めることができます。朝は胃腸が冷えているので温かい物を飲むのが良いとされています。飲む際には、少しずつ口に含んでゆっくり飲むようにしましょう。

♢食後に一息入れたい時に
食後に梅白湯を飲む際は、食後すぐではなく、30分以上経ってから飲むのがいいとされています。食後すぐに水分を摂ると、消化機能の低下を招きやすくなってしまうためです。

♢就寝前に
就寝前に、50℃くらいの飲み物をゆっくり時間をかけて飲むと、寝つきが良くなると言われています。特に冬場は寝る前に梅白湯を飲むと体温が上昇し、寝つきの改善だけでなく、寝ている間の体温も下がりにくくなり、夜中に寒くて起きてしまう人にもオススメできます。

まとめ

「冷えは万病の元」と言われています。冬に備えて風邪やインフルエンザに負けないように免疫力をあげていきましょう。
温活は「頭寒足熱」がいいとされています。心臓から一番遠い足元が冷えやすいので、上半身は涼しく下半身は温めるというのが理想的です。
半身浴や運動を取り入れつつ、梅白湯を飲んで、心地よく温めていきましょう。
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